Leather description
UK SADDLE LEATHER(英国産サドルレザー)
英国の老舗タンナー、J&FJ Baker社(ベイカー社)による最高級のサドルレザー・ローマ時代より続く、伝統的ななめしの方法を用い、当地で生まれ育った雄牛を使った馬具用の革を、当時とかわらずじっくり時間をかけて生産されています。
革の細部の繊維質までロウが浸透している為、通常の倍近い重厚感があり強度や耐水性等に優れています。
仕上げは全て手作業で伝統的な道具を用い、その革に最適なオイル、グリースで仕上げをしています。
革の厚みは5〜5.5mmほどあり、用途により漉きならして使用しています。
部位により表情が異なり、尻都分は比較的なめらかで、ショルダー部分は深いしわがあります。
使い込むにつれ、艶が増し、色が濃くなり革味が良くなります。
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UK BRIDEL LEATHER(英国産ブライドルレザー)
ブライドルレザーは馬具の歴史が古くからある英国で、非常に定評のあるタンナーによってなめされています。
元々は騎手の安全を守る為、高い耐久性を追及し作られた革です。蜜蝋を含んだ特殊なオイルを何度も塗りこみ、Bloom (ブルーム)という白い粉が表面に浮き出てくるのが特長です。
使い込むとブルームが取れ、艶が出て、重厚感・高級感が増します。
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BUTTERO LEATHER(ブッテーロレザー)
ブッテーロレザーは、イタリアのトスカーナ州・フィレンツェにある老舗タンナーのワルピエ社で作られ、イタリア・トスカーナ州では近代的な革作りを避けて、昔ながらの植物性タンニンなめしの方法を用い、手間と時間をかけて生産されています。
きめ細かい表面の美しさと、それによる発色の良さが人気で、堅中で味わい深い仕上がりです。
ショルダーという部位を使用しているため、それぞれの製品に個性のある柄が生まれます。
「トラ目」と呼ばれるシワが経年変化で磨かれることによって、独自性のある濃淡を生み出し、なめらかで美しい表層部分は繊細さを持ち合わせており、そのため傷がつきやすいという特徴もあります。
少しずつ増える傷もまた、革製品にとっては、個性を彩る歴史となります。
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DOLLARO LEATHER(ドラーロレザー)
ドラーロレザーは、イタリアのトスカーナ州・フィレンツェにある老舗タンナーのワルピエ社で作られています。
ワルピエ社を代表するブッテーロレザーをベースに、型押し加工を施し、表面を磨き、光沢と立体感を強調した素材です。
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CAMOUFLAGE LEATHER(迷彩レザー)
吟面にシボ加工を施した後、床面をカモフラージュ柄にプリントした、イタリアらしい遊びゴコロ溢れる革。
吟面の自然なシボ感は 部位によって個体差があり、La Perla Azzurra(ラ・ペルラ・アズーラ)社ならではのお洒落で独特の存在感を漂わせます。
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HORSE HIDE LEATHER(ホースハイドレザー)
ヨーロッパ産原皮を使用し、ベジタブルタンニンしを施し下地を完成させています。
元々、フライトJK等の衣料用途として生地内容や大きさを厳選した下地を使用しています。
染色の際、表面だけではなく芯までモカ色に染め上げ、最終仕上げで表面を顔料仕上げをし、革全体に安定した色ツヤ感のある風合いに仕上げていき、最終工程で軽くモミ加工する事により何とも言えない、肌触りとソフト感を出しています。
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HORSE BUTT LEATHER(ホースバットレザー)
同じく、ヨーロッパ産原皮を使用し、ベジタブルタンニン鞣しです。
希少部位である馬尻部(コードバン部分)を使用しております。
コードバンとして完成出来なかった(深い傷等がある為)下地を使用して牛革には無い馬革独特な肌触りや表面の自然なシワが出る様に仕上げています。
出来るだけ厚いホースバットを選別し、染色はあえて染料の染めっぱなしにしており、使用頻度により馬ヌメ本来のエイジングが楽しめる革になっております。
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HORSE HAIR LEATHER (ホースヘアーレザー)
イタリア産 HORSE HAIR LEATHER を使用し、細やかな毛並みで艶やかな光沢があります。
牛革に似た質感ですが、馬革は柔軟できめ細やかです。
皮革材料は天産物ですので傷やしぼ、色ムラ、シミ、穴、毛残り等が必ずあり
性質上、色ブレや艶、硬さなどの違いがあります。
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CHROMEXCEL LEATHER (クロムエクセルレザー)
HORWEEN社は、1905年にアメリカはシカゴにて創業された皮革しのメーカーです。
100年以上変わらぬ伝統手法で鞣す革に関しては、他の革と比較出来ぬほど美しく繊細で、かつ屈強な面も持つ唯一無二の存在感があります。
HORWEEN社が誇る有名な革は2種類あり、“クロムエクセルレザー"と”シェルコードバン”が代表として存在し、特にシェルコードバンに関しては革業界で“革のダイヤモンド”とも言われています。
クロムエクセルレザーは、ほぼ100年前に開発された手法で、選別によって選び抜かれた原皮を“コンビ鞣し”という方法でなめし、牛脂・蜜蝋・植物性脂・魚脂などの計4種類以上の油脂をブレンドした、特性オイルを塗りこみ皮革に浸透させた牛革のHORWEEN社独自の製品名です。